暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)はよく知られるようになってきました。
では「イーサリアム(ETH)」は聞いたことありますか?
イーサリアム?聞いたことあるかも…。
ビットコインに次いで有名かも。ここではイーサリアムについて説明するニャ。
イーサリアムとは
アルトコインの中でビットコインの次に時価総額が大きいのがイーサリアムです。
ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) | |
創設時期 | 2009年 | 2015年 |
創設者 | サトシ・ナカモト | ヴィタリック・ブテリン |
時価総額 | 約62兆円 | 約30兆円 |
発行上限 | 2,100万枚 | なし |
イーサリアムの特徴
- プラットフォームとして機能
- スマートコントラクトを備えている
- 独自のトークン規格
まずプラットフォーム機能を備えています。
パソコンで例えるとWindowsやMacなどがプラットフォームです。
WordやExcelのソフトウェアを使えるのもWindowsやMacなどのパソコンにインストールされているからですよね。
このブログもWindowsやMacなどのプラットフォーム(土台)があるから作成できるのです。
次に、大きな特徴としてスマートコントラクト機能があるということ。
スマートコントラクトの身近な例は、自動販売機があります。
自動販売機は「①お金を入れる」「②希望の商品のボタンを押す」という条件を満たすと商品を自動で購入できる仕組みです。
今まで何気なく使っている自動販売機もスマートコントラクトだったなんて驚き!
そう思って(自動販売機を)見ると面白いニャ!
他には、「1年後にBさんに100万円振り込む」というようなあらかじめ決められた条件を満たすと実行されるプログラムを組むと、ちゃんと1年後にBさんにお金が振り込まれます。
このように、スマートコントラクトは、条件やルールを設定することで自動的に契約を実行できるので不正が起きにくくなる効果もあります。
ガス代(手数料)について
イイことずくめのイーサリアムですが、1つ注意することがあります。
それはイーサリアム(ETH)は、ビットコイン(BTC)と比べてガス代(手数料)が割高な点です。
割高な理由は主に2つあります。
- 取引量を調整するため
- 取引記録をつくる人(マイナー)の負担を軽減するため
1.については、取引量の上限を設けないとネットワークに多大の負荷がかかり記録作業などの処理の時間が長くなるためガス代(手数料)を課してネットワークの負荷を軽くするためです。
2.については、マイナーの作業する順番は、より高いガス代を払った人を優先して作業することができるようになったためです。
処理の順番が先着順ではないということが今までと違いますね。
ビットコインとイーサリアムの違い
ビットコイン(BTC)は通貨のような特徴を持っています。
例:ビットコインを使って商品の購入ができる。(一部の店舗に限ります。)
それに対してイーサリアム(ETH)は通貨としてだけではなく、イーサリアム(ETH)上でアプリを作れるイメージです。
例:NFTやDefiもイーサリアムのブロックチェーン上で動作や取引されています。
イーサリアムの購入方法
国内取引所ではコインチェックがおススメです。
アルトコインの取り扱い数も16種類と多く画面が見やすいので操作しやすいです。
こちらの記事もぜひ読んでください。
まとめ
「アルトコインを買うならイーサリアム」とよく耳にしていましたが、その理由が分かってきました。
2つのコインは基本的な性質が違いますね。
あくまでも私個人の意見ですが、拡張性を考えるとイーサリアムの将来は明るいように思えます。
ブロックチェーン、NFT、Defi…取り残されないよう今後も勉強していきたいです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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