久しぶりに京都に行きました。それも真夏の7月に。
目的は、祇園祭の宵山を見に行くことです。
真夏の京都での観光内容、食事、持ち物などについて書きました。
これから京都に一人旅する方の参考になれば嬉しいです。
京都へは10回以上訪問したことあるので初心者向けではないかもニャ
・京都訪問歴10回以上
・一人旅平気。海外も含めて一人旅の経験多数あり
そうだ、京都行こう
2024年7月14日(日)に大阪に行く用事ができました。
仕事関係の仲間とワイワイ集まりBBQということで、「夏に野外でBBQ?暑くない?参加どうしようかなー」と思ったものの、連休だし、仲間たちとのBBQは楽しいに決まってる!ということで、熱中症覚悟で参加することに決定しました😆
参加が決定したのが6月で、せっかくなら関西方面の友達と会いたいなーと思ったけど連絡つかず😅
宿泊して大阪を堪能するか日帰りにするか迷っていたら、ちょうど京都・祇園祭の宵山の期間にかかることが判明!
10年以上前に、出張が祇園祭と重なり、日中の山鉾巡行は夏の京都の暑さの中、意識朦朧としながら見たのですが、当時宵山のことを知らず、機会があれば行ってみたいと思っていました。
だから、今回は大阪から京都まで足を延ばして、宵山を一人で見に行くことにしました。
京都の祇園祭について
京都の祇園祭は、7月1日から31日まで1か月にわたって開催されるニャ。
日本の三大祭の1つとして知られているニャ。
祇園祭は、平安時代に疫病や災厄の除去を祈るために始まった「祇園御霊会」が起源です。
祇園祭と言えばきらびやかな山鉾巡行を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
でも、実は前夜祭的な「宵山」というものがあり、そこで限定のちまきやグッズが発売されているんです!
数年前に知ってからずっと行きたいと思っていました。
山鉾巡行とは
祇園祭といえば山鉾巡行を思い浮かべる方が多いのではないのでしょうか。
山鉾巡行とは
- 日時:7月17日(前祭)、7月24日(後祭)午前9時から
- 場所:京都市内、四条烏丸から四条河原町を経て、御池通りを進行
- 楽しむポイント:
豪華絢爛な装飾が施された山鉾が京都を練り歩く様子は圧巻。
前祭と後祭で異なる山鉾が登場するので、両日とも楽しめます。
宵山とは
祇園祭の山鉾巡行の前夜祭的なものです。
名前から夕方~夜に行われるイメージですが、実際は昼間から行われています。
宵山とは
- 日時:7月14日から16日(前祭)、7月21日から23日(後祭)
- 場所:山鉾が立ち並ぶ京都市内中心部
- 楽しむポイント:
各山鉾に設置された美しい提灯が幻想的に輝き、祭りの雰囲気が一層華やかになります。
近くで山鉾の装飾を鑑賞できるほか、各町内で伝統的な音楽や舞踏が楽しめます。
期間中は多くの屋台が並びます。祇園祭ならではのグルメも堪能しましょう。
宵山の混雑状態
2024年は7月14日(日)、7月15日(月・祝)と連休に重なったため、普段より混雑していました😭
特に写真の長刀鉾付近は長刀鉾の限定商品を買う人、山鉾に登りたい人、歩道も狭いしメチャメチャ大混雑してました😱
7月14日(土)の15時30分ごろ訪れたのですが、粽(ちまき)は売り切れていました。(翌日補充あり)
長刀鉾は一番人気ですもんね。
菊水鉾の山車の関係者の方の話によると、7月14日が平日の年は、もっと空いているそうです。
7月15日から出店が登場するので、少しでも人が少ない方がよければ7月14日がおススメです。
7月14日のスケジュール
PM15:30 | 京都着 ホテルへチェックイン 大阪から京都へ向かう途中、乗り間違えて30分の時間ロス💦 でもホテルがほぼ駅直結だったのがよかったです。 |
PM15:40 | いざ宵山へ まずはお目当ての授与品がある蟷螂山を目指します。 人気のグッズは売り切れるので、欲しいものがあれば最初に向かった方がいいです。 |
PM18:20 | 疲れたので一旦ホテルへ戻る 人混み疲れた~。 雨もチラホラ降ってきたので夜ご飯の予約時間までホテルでひと休み。 |
PM19:00 | 「お数屋いしかわ」さんへ 多数のガイドブックに掲載されている人気のおばんざいやさんで晩ご飯。 予約時は場所はあまり考えてなかったけど、実際はホテルから徒歩5分くらいだったので、お酒も飲んじゃいました。 |
PM21:00 | 夜の宵山へ 晩ご飯を食べたあとは宵山をぶらぶら。 この時間になると人も少なくなっているし、提灯の明かりが夜空に映えてキレイでした。 |
7月15日のスケジュール
AM5:30 | ホテルを出発! 連休中の京都は激混み予想なので、人気の神社の参拝は朝早くに終わらせるのはおススメです。 |
AM6:00 | 地下鉄 四条(烏丸)~烏丸御池 徒歩8分くらい 御金神社 到着 ブーム前に行ったことあるのですが、昨今のお金ブームで日中は行列になっているのをTVで見ました。 (今回は、御朱印もお守りも授与いただいたことあるのでお参りだけしたかった。) 誰もいなくてゆっくりお参りできました。 |
AM7:00 | 市営バスで移動(御金神社からバス停までとバス待ちで30分以上かかった。) 安井金比羅宮 到着 現在の自分のぐうたらさ(笑)など悪い習慣と縁が切れ、これから良縁が結べるようお参り 既に4,5人とガイドさんと一緒に説明を聞いている人(5,6人)がいて驚きました。 ここも日中は石をくぐるのに行列ができるので、人が少ないうちにサクっとお参りを終わらせました。 (わたしがくぐった後に4,5人行列になっていました。) |
AM8:00 | 祇園をお散歩してホテルへ戻る 朝食は無料だったのでホテルで朝食をとり、チェックアウトまで部屋で過ごす ちなみに、戻ってきたとき、長刀鉾では50人以上の行列ができていました!おそらく粽(ちまき)目当てだと思われます。 |
AM9:30 | ホテルをチェックアウト 粽(ちまき)購入者は山鉾見学できるので少し早めに菊水山へ(道が混んでいたのでホテルから徒歩10分くらい) 菊水山の山鉾見学は10時~でした。20人くらい並んでいたけど、20分くらいで見学できました。 前日は50人くらい並んでいたので断念。宿泊すると朝早くに行動できるのがいいですよね。 |
AM11:00 | おみやげの箸を買いに市原平兵衛商店へ |
PM12:00 | フランソワ喫茶室で友達とランチ 現金のみ。滞在時間は最長2時間。 お店を出るときには雨降ってたけど、3、4人待っている人がいた。 |
PM14:30 | 阪急電車で京都から新大阪へ移動。帰路へ 激混みの京都駅を避けたつもりが、新大阪も激混み。新幹線の予約変更が大変でした💦 |
2024年7月14日~15日の天気
梅雨が空けていなくて雨予報の天気でした。
2日間とも、雨はパラパラと降る程度でした。
実際は、15日の14時頃、雨がザーザー降りだったが、お店に入っていたためセーフでした🙌
服装はどうする?
今回はBBQから京都旅行だったので、BBQと街歩きの両方に適した服装を考えました。
服を選ぶ際に考えたのは…
- BBQにはポリエステルやナイロンなどの化繊の服はやめた方がいい(燃えやすいそう)
- 汗ジミ目立たない
- たくさん食べてもぽっこりお腹が目立たない
この条件を満たすのは…ワンピース一択でした。
天然素材の中でもインド綿がイチオシですごく軽くて涼しいです。
さすが、暑い国の素材は涼しい作りになっているんですよね。
このワンピースにペチパンツ合わせると、楽ちんだし、超かわいいです🥰
今回宿泊したホテル
- 四条河原町付近
- 京都駅付近
これまでの京都旅行の経験から、交通の便もよく、見どころや飲食店も徒歩圏内にたくさんあるためホテルは四条河原町がイチオシです。
次に新幹線を利用するなら手荷物を預けやすい京都駅付近でしょうか。
最初は満室のため1泊27,000円のホテルを予約
今回、京都行きを直前に決めたため、3連休&祇園祭で四条河原町付近のホテルは満室でした😭
少々お高い(1泊27,000円くらい)四条河原町中心部のホテルのみ、かろうじてシングルが4室残っていました。
まあ、もう50代だし、少々贅沢なお値段だけど祇園祭の最中だし、場所も人気の四条河原町だし、仕方ないかーと思い予約しました。
ちなみに、「ホテルミュッセ京都四条河原町名鉄」というホテルでした。
連休と祇園祭が重なったため、少し宿泊料が高くなっていたみたいですが、朝食ビュッフェが有名なオシャレなホテルです。
今度、京都へ旅行するときは泊まりたいと思ったホテルです。
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旅行の2日前に「東横イン四条烏丸」の空室発生
でも一人だし、寝るだけだし、もう少し安く泊まれればいいなーと思いつつ、たまにビジネスホテルの予約サイトのチェックもしていました。
すると、なんと旅行の2日前に、一番狙っていた「東横イン四条烏丸」の禁煙シングルに空きが出ていました!
見つけたのはお昼休みでしたが、あわてて予約を取り、27,000円のホテルはキャンセルしました。
本当に予約取れたか何回も見直しました😆
上の写真のとおり、「東横イン四条烏丸」は長刀鉾のすぐ横なので、宵山を歩いて見て回るのにとても便利な立地で、特に祇園祭の宵山観光にはおすすめします!
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真夏の京都の持ち物リスト
夏の1泊2日旅行で持っていくと役に立ったものを紹介します。
- 汗拭きシートやウェットティッシュ:歩いて汗をかいたときに使うとスッキリします。
- コンパクトな扇子や携帯用扇風機:暑さ対策として、どこでも手軽に涼を取れます。
- モバイルバッテリー:観光中にスマホの電池が切れると大変困るので、予備のバッテリーは必須です。
- 歩きやすい靴:京都は歩くことが多いので、履きなれた靴で旅行しましょう。
50代女性なら迷わずリュックがおススメです。
リュックなら、両手が空く、片方だけの腕が痛くなることがない、からです。
真夏であれば着替えの洋服は最小限に抑えると、ちょっと大きめのリュック1つで十分です。
宵山はどこで行われる?
祇園祭は四条河原町で行われているイメージを持っていましたが、実際は四条河原町より西の四条烏丸方面に山鉾がありました。
現在は一度に全ての山鉾が見られるわけではなくて、前祭と後祭で分かれています。
宵山(前祭)2024年7月14日~7月16日
前祭の方が見ることができる山鉾が多いので、片方にしか行けない場合は前祭の方に行くといいニャ。
宵山(後祭)2024年7月21日~7月23日
宵山で必ず訪れたい山
数多くの山鉾がありますが、わたしが1番訪れたかったのが蟷螂山(とうろうやま)です。
蟷螂とはカマキリのことで、カマキリが乗った山鉾ですね。
カマキリは神様のお使いと言われます。ウチのベランダ菜園にも時々来てくれます。
蟷螂山は前祭で見ることができます。
場所は、四条烏丸から歩いて5~6分の四条通と西洞院通にあります。(宵山の地図の赤で印をつけた場所です。)
- カマキリのからくり人形がある(おみくじ授与時に動きます)
- 授与品でTシャツがあるのは蟷螂山だけ
- 大人気のTシャツや粽(ちまき)は追加されないため手に入ったらラッキー
暑い夏の京都の宵山を訪れる機会はめったにないので、記念の授与品目当てに山鉾を巡る計画を立てました。
ただ、去年までは金色の折り紙のカマキリが付いた粽(ちまき)が授与されていたのですが、作り手の高齢化から2024年は折り紙なしの粽(ちまき)になっていました😭
蟷螂山はこの粽(ちまき)が大人気だったので購入できないのが残念。
初日が土曜日だったせいもあり、到着したときには蟷螂山には長~い行列。
購入までに30分くらいかかりました。
カマキリの粽(ちまき)はないけど、Tシャツもすごく人気で黒はSサイズとLサイズはすでに売り切れ。
黒は人気でMサイズもラスト1で何とかギリギリ買えました。(買えたの奇跡✨)
蟷螂山のTシャツは補充はないとのこと。Tシャツをゲットしたい場合は、早めに行った方がいいですね。
そして、蟷螂山といえば、おみくじ授与時のカマキリのからくり人形が有名なのです。
宵山限定グルメも堪能
17時30分くらいにお店の前を通りかかり「もうすぐ豚まんなくなるかもー」とお店の方が叫んでて慌てて並んでしまいました😅
この「しみだれ豚まん」は宵山の名物らしく、ここまで来たら食べておかないと後悔する!と思い並びました。
傘をホテルに置いてきたので、雨がひどくならないかドキドキでしたが、何とか雨ひどくならずに買うことができました。30分くらい並びました。
1つ500円でした。
ホテルにお持ち帰り。結構ボリュームあって食べ応ありました。
味は九州と違い甘味がなかったのが新鮮でしたねー。
宵山の粽(ちまき)いろいろ
大丸・京都店1Fに祇園祭関連グッズや粽(ちまき)の展示がありました。
粽(ちまき)も並べると圧巻ですね。
いろいろなデザインがあり、見てるだけで楽しかったです。
菊水鉾の粽(ちまき)を買いました
一番人気は長刀鉾の粽(ちまき)ですが、わたしは菊水鉾にしました。
理由は、粽(ちまき)を購入すると山鉾の中に上がれるから😆
ご利益が「商売繁盛と不老不死」というのもいいですね。
7月14日の夕方は、山鉾に上る行列が長蛇の列になっていたので、7月15日の10時ちょっと前に買いに行きました。
すでに30~40人くらいは並んでいたのですが、15分~20分くらいで山鉾の見学まで終了。
粽(ちまき)の飾り方
外に飾るのかと思っていたのですが、正しくは「玄関入口の上部に飾る」って知ってましたか?
こうすることで、外から家に帰ってきた際に、頭上の粽(ちまき)が厄を落としてくれるとのこと。
女性おひとりさまの食事
今回はおひとりさまの旅だったので以下の点を意識してお店を探しました。
- 女性ひとりでも入りやすい
- 京都らしいものが食べたい
- 交通の便がいいお店(できればホテルから徒歩圏内)
そして選んだのが「お数屋いしかわ」さんです。
「るるぶ」や「まっぷる」、「ことりっぷ」などに必ず掲載されているお店で「観光客向けかなぁ?」とも思ったのですが、お店のHPから予約できたので「お数屋いしかわ」さんに決定しました。
電話予約だと電話できる時間が限られるけど、ネット予約可はとても便利ですね。
人気のお店でしたが、奇跡的に空いていたので即予約しました。
1人の場合は1Fのカウンター席になるのですが、予約の際、「おひとりさまのため端の席を希望です。」と伝えました。
当日、ちゃんと端の席が用意されていたので、周りを気にすることなくお料理を堪能することができました😊
京都らしい趣のあるエントランスでした。
はじめての居酒屋おひとりさまデビュー✨
繁盛店なのでお店はとても忙しそうでしたが、お店の方にもほどよい距離感で接していただき居心地よかったです。
東横イン四条烏丸から徒歩5分の場所なので夜でもすぐ帰れるのもグッドでした👍
おみやげに買ったもの
今回は久しぶりの京都と夏に行くのは最後だと思い、限定グッズを中心にたくさん買いました。
- 菊水山の粽(ちまき)
- 長刀鉾の手ぬぐい
- 蟷螂山(とうろうやま)のTシャツ&お守り
- 聖護院八つ橋
- 祇園祭限定マスキングテープ
- 市原平兵衛商店の箸
京都みやげとして有名な八つ橋も祇園祭の最中はパッケージが期間限定のものに変わります。
どれもオシャレでいろいろ欲しくなりましたー😄
まとめ
夏の京都の暑さは半端ないので、ふつうだったら夏の旅行先には選ばないけど、今回思いの外訪れることになりました。
でも宵山にはずっと行ってみたいと密かに思っていたので、今回スケジュールが合って本当によかったです。
気になったのは、どこも作り手の高齢化が進んで後継者が不足しているみたいで、伝統的な京都を味わうなら早めに行っておいた方がいいなと思いました。
夏の京都はとてもとても暑いので、暑さ対策は必須ですが、祇園祭や宵山を体験してみるのもいいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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